国家資格に合格して活躍しよう

介護の現場で活躍する職種は様々で、利用者に適切なサービスを提供できる様に色々な種類の専門家が支援をしています。国家資格である介護福祉士やケアマネージャー、訪問介護の要となるサービス提供責任者などがあります。

介護福祉士は利用者の心身の状態に合わせたサービスを提供し、入浴や排泄、食事などのサポートをする介護職です。平成19年には法改正が行われ、個人の尊厳の保持と自立支援が打ち出されているのが特徴です。介護福祉士になる為には指定された養成学校や高等学校を卒業する方法と実務経験を終えて研修を受ける方法があります。どちらも資格取得の為には国家試験に合格する必要があるのです。

ケアマネージャーは介護保険法に基づいてケアマネジメントを行います。居宅介護支援事務所や介護保険施設などで働き、利用者の希望に合わせてケアプランを作成します。介護福祉士や医師免許、看護師など指定された資格の取得者が実務経験を5年積む事で受験資格が得られる決まりです。利用者の変化にいち早く気付き、それを介護職のスタッフに伝える役割もあります。またサービスを調整したり、サービス担当者同士の会議も主催します。

サービス提供責任者はホームヘルプサービスの柱となる存在で、契約やアセスメントを行って介護計画を作成するスタッフです。質の高いサービスを提供できる様に介護職のスタッフに対して指導もします。実際に行われているサービスの内容に関しての助言も行う役割があるのです。